
HTMLソース内にはメールアドレスの記載がなさそうに感じられるが、ブラウザ上ではメールアドレスが見える
■文字を数値に置き換えただけであって、暗号化したわけではない
このような表記方法は一見すると暗号化されたように感じられるかもしれませんが、暗号化ではありません。英字の「a」は「a」、英字の「b」は「b」……のように、本来の文字と数値文字参照の数値は1対1で対応していますから、元のテキストに変換するのは簡単です。
したがって、メールアドレスをこの方法で変換しても、これをメールアドレスだと判断するのも簡単です。特に「@」記号は「@」で表されますから、HTMLソース内から「@」という記述を探し出せば、その前後も含めてメールアドレスだろうと簡単に推測できます。
昔々には効果があったでしょうが、もはや現在ではこの書き方にスパム対策としての効果はないと考えておきましょう。何もしないよりはマシかもしれませんが、他にも簡単なスパム対策方法があるのですから、そちらを採用してみて下さい。